教育ローンは、「国の教育ローン」と「民間の教育ローン」に分けることができます。国の教育ローン(教育一般貸付)は日本政策金融公庫が取り扱っており、学生・生徒一人あたりの融資限度額は、自宅通学の場合は350万円、自宅外通学や大学院、一定の海外留学の場合は450万円となっています。ただし、子供の人数に応じた所得要件があり、子供2人の場合は、原則として世帯年収890万円(事業者は世帯所得680万円)以下に制限されます。国の教育ローンは日本政策金融公庫の窓口のほか、お近くの銀行や信用金庫からも申込むことができます。
民間の教育ローンは金融機関によって融資条件が異なります。銀行との取引実績により、金利の優遇を受けられる場合もありますが、無担保融資となるため、融資金利は総じて国の教育ローンより高くなります。